匿名のプロクシ(proxy)を使用するリスクと危険性。注意が必要!

最終更新日付: 2014年11月10日

インターネットの世界では、どこかのサイトにアクセスするということは、IPアドレスという足跡を残すことになります。
この足あとは、要するにアクセスしたあなたを特定するための情報です。

機械と機械がアクセルする・通信するということは、一対一の関係であり、通常は匿名性をもってはアクセス出来ないわけです。
つまりあなたは素顔でお邪魔しているわけです、そのサイトに。

しかし、素顔を隠し、マスクをかぶってそのサイトにお邪魔することも出来ます、それがプロクシ(Proxy)です。

 

匿名のプロクシ(proxy)を使用するリスクと危険性

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IE(インターネット・エクスプローラ)の設定で
「インターネットオプション」から「接続」タブを選択すると「LANの設定」があります。
この「LANの設定」にプロクシサーバーの設定があります。

 

プロクシ(Proxy)とは?

Proxyの本来の目的は、足跡を消すための目的ではなく
どちらかと言うと企業が会社からインターネットにアクセスするトラフィック(情報量)を少なくするため、Proxyを導入し、
一度誰かが見たウェブサイト情報は、次の人が再びそのウェブサイトまでアクセスしに行かなくても見れるような(キャッシュ)効率化を図るための機械です。

つまり、Proxyはキャシュサーバーとも言われます。

 

なんでプロクシ(Proxy)を設定すると匿名性が高まるの?

企業ではなく一般のインターネットの世界ではこのプロクシの本来の目的とは違って使用していたりします。

それは、
怪しげなウェブサイトに直接アクセスする場合、その怪しげなウェブサイトにIPアドレスというあなたの足跡を残してしまいます。
そんな足跡を残したくない場合、プロクシ(Proxy)というものを使用します。

あなたのパソコン → プロクシ(Proxy)サーバー → ウェブサイトのサーバー

とウェブサイトのサーバーに対し、一旦違うサーバーを経由してアクセスしているので、ウェブサイト管理者にはアクセスしてきている人の情報はプロクシサーバーの情報しかわからないというわけです。

 

しかし

匿名のプロクシ(proxy)を使用するリスクと危険性があります!

そんな体験をしました。

それは、怪しげなウェブサイトには直接アクセスしなくて済みますが、
この匿名のプロクシサーバーには直接アクセスしに行っているわけです。

この匿名のプロキシサーバーが信用出来るサーバーなら良いのですが、通常、怪しげなサーバーにアクセスするのに使うサーバーなので、
プロキシサーバー自体が怪しげなサーバーなケースがほとんどです、、、

例えば、そんな匿名性の高いプロクシサーバーをインターネットで適当に見つけたりして、、、
そんな適当に見つけたプロクシサーバーが怪しげではないという理由はどこにあるのでしょうか?

 

匿名のプロクシを経由してパスワードを入力しない!

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プロキシサーバーには、全てのインターネット(ウェブアクセスにたいして)アクセスのデータが経由されてしまいます。
例えば、パスワードなんかも経由してしまいます、、、これは危険ではないでしょうか?
基本的にはhttps通信されていれば、その中身のパスワードは暗号化されているので仕組み上問題は無いハズですが、
何かの拍子にユーザー名はバレてしまうかもしれません。

自分は、インターネット上に情報があった適当なプロクシサーバーを利用してインターネットウェブアクセスしていた所、
Googleのアカウントが不正アクセスされてしまいました、、、

その不正アクセスしてきたIPアドレスは、使用したプロクスサーバーのIPアドレスに非常に近いし、、、
絶対、怪しげなプロクシサーバーを使用したのが原因だと思います。

匿名性を持たせるためにプロクシサーバーを利用するのも手ではありますが、その利用しようとしているプロクシサーバー自体がもっと怪しげな場合もありますので、注意したほうが良いですよ

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