もしも、他人に自分の個人情報を書かれてしまい削除して欲しいと思った場合の話だ
インターネットでは一旦情報が出てしまうと削除と言うのがとても難しい
だから気をつける必要があるのだ
■目次
自分の個人情報を公開している人が誰なのかする方法はあるのか?
答えは、
あります。
法律としては「プロバイダ責任制限法」があります
プロバイダ責任制限法とは?
インターネットや携帯電話の掲示板などで誹謗中傷を受けたり、個人情報を掲載されて、個人の権利が侵害されるなどの事案が発生した場合、プロバイダ事業者や掲示板管理者などに対して、これを削除するよう要請しますが、事業者側がこれらを削除したことについて、権利者からの損害賠償の責任を免れるというものです。
また、権利を侵害する情報を発信した者の、情報の開示請求ができることも規定しています。
そのホームページの管理会社が日本の会社ならば話が早く、この法律によりホームページの管理者の情報をもらうことが出来ます
つまり、誰が実行しているのか特定することが出来ます
つつぬけ?丸見え?ネット時代の”個人情報” – 放送内容まるわかり! – NHK 週刊 ニュース深読み
ただし、
実際は難しいです。
それは、日本のホームページ会社ではないケースです
日本語も通じないですしね
そしてそもそも、相手が一人ならば良いですが、インターネットの情報が拡散し複数人いた場合現実的に手法ではなくなります・・・。
もしも公開されてしまった個人情報を何とかした場合はインターネットに詳しい弁護士や警察に相談することをオススメします
これは、一刻を争います、
時間が経てば経つほど、情報が拡散し、被害が拡大化してしまう恐れがあるからです
○ 一刻も早く削除してもらおう!
では、警察に相談する以外に何ができるでしょうか?
まず、書き込みを放置すれば、あなたの被害はどんどん拡大しますから、一刻も早く掲示板の管理者に連絡して、これらの書き込みを削除してもらいましょ
う。
あなたからの連絡があった場合、掲示板の管理者は、プロバイダ責任制限法という法律にしたがって、書き込みの削除を検討することになります。
この法律で、掲示板の管理者は、「他人の権利侵害を知っていた場合」でなければ責任を負わないとされていますので、掲示板の管理者にこの書き込みの存在を知らせて、権利侵害のあることを認識させるべきです。
ご相談の件では、権利侵害が明らかですので、通常であれば、掲示板の管理者は、これらの書き込みを削除してくれるでしょう。
しかし、掲示板の管理者が書き込みを削除しない場合には、管理者に対して、書き込みの掲載禁止を求める仮処分や裁判、損害賠償を求める裁判を起こす必要があります。
そのような場合には、専門的な知識が必要となりますので、詳しくは弁護士に相談するべきです。○ 発信者情報の開示請求!
では、書き込みをした張本人はどうやって探せばよいのでしょうか?
書き込みをした者が、損害賠償責任を負うことについては、さきほど説明したとおりですが、匿名掲示板での書き込みであるため、いったい誰に損害賠償す
ればよいのかわかりません。
一方、掲示板の管理者は、通常は、書き込みをした者の個人情報を保有しています。
そこで、掲示板の管理者に対し、書き込みをした者の個人情報(氏名、住所、メールアドレス、IPアドレスなど)を開示するように請求してみましょう。
ここでも同じく、管理者が開示に応じない場合には、裁判を起こして開示を請求することとなります。
もっとも、ご相談の件では、書き込み自体が犯罪に該当する可能性が高いので、警察が捜査してくれれば、誰が書き込みしたか判明する場合があります。
仮に、書き込みをした者が警察に捕まった場合、自己の刑事責任を軽くするために、被害弁償を申し出てくる可能性も高く、こちらから損害賠償請求を起こさずとも、相応の金額が支払われることもあります。